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和菓子の罠  “C12H22O11”


和菓子の罠


和菓子のエセンス(本質)はアンコである。


 


アンコを作るのには、小豆のペースト100に対して 70 から 100 の白砂糖を混ぜる。つまり、あんこの重量の35%から50%は上白糖やグラニュー糖などの白砂糖である。  -- ウィキペディアの 餡(あん) 参照


洋菓子のエセンスであるクリームは脂肪だから、和菓子のほうがヘルシーだと言うのは、詭弁である。氷点下10度は氷点下20度より “温かい” というのと同じ論理である。



洋菓子を悪者にして、さも自分は無害でヘルシーであるかのような顔をして澄ましているのが、今日の和菓子である。和菓子の本体のアンコの実態は、砂糖のつなぎ(結着剤)、基剤として小豆(あずき)のペーストを使っているようなものだ。


洋菓子も和菓子もけっきょく白砂糖を食べている点では変わらない。白砂糖に、小豆(あずき)やクリームやいろいろなフレーバーや食感や見た目が“付加価値”として付け加わっているだけである。実体、本体は 要するに砂糖の甘みである。けっきょく洋菓子も和菓子も白砂糖なしでは成り立たない。和菓子の場合、特に見た目、見かけが違うだけで、目をつぶって食べればほとんど変わらないものが多い。しかし、日本人には見た目が違えば別物である。


けっきょく和菓子工場では白砂糖無しではアンコも和菓子も作れないのである。そして、その白砂糖は食品と言うよりは純粋な化学物質、ケミカルな物質である。純粋と言えば聞こえはいいが、栄養素はすべて抜き去られてカロリーだけである。食べるひとの健康などまったく考えてはいない。見かけと口当たりがよくて売れればいい和菓子の不可欠の “主原料”にすぎない。それはほとんどの洋菓子も同じだ。化学式は“C12H22O11”である。これを食わせるために色や形や食感や香りといった付加価値を組み合わせているだけの “食わせ物” である。“砂糖漬け”にするための罠である。


“砂糖漬け” というのにはワケがある。スイーツの“甘さ” は 中毒性 があり、依存性 がある点では麻薬と同じである。注意していただきたい。これは言葉のあやではなく、生理学的事実である。アイスクリームもおしるこも “誘惑的” なのは麻薬と同じなのである。“中毒性がある” ということは “リピート したくなる” ということである。違うだろうか?食品会社にとってリピーターは大歓迎ではなかろうか。スイーツは静かにあなたの身体をむしばんでいる。端的に言って、白砂糖は健康障害を引き起こす危険物である。日本から白砂糖を無くすれば病人が半減するというのは決して誇張ではない。


昔の人(明治時代以前)はそんなに菓子や甘いものを食べなかった。いや食べたくても貧しさゆえに食べられなかったというべきか。ただ、たまにしか食べなかったからよかったのだ。20世紀に入ってから砂糖が大量生産でいくらでも安く生産できるようになっってしまった。そして、日本人のみならず、人類の食生活は激変した。資本主義下の食品会社はこの “快楽物質” をさまざまな領域で、さまざまなかたちで商品化してひとびとの 購買意欲を刺激 してきた。コカコーラ、ハーゲンダッツアイスクリーム、ダンキンドーナッツ、砂糖を入れたスターバックスコーヒー・・・。そして、菓子を食べることは食生活の重要な一部となった。甘いものを毎日のように食べることは当たり前の一つの “文化” となった。これが豊かさだと錯覚している無脳層は多い。


甘いものがいけないと言っているのではない。いわゆる“甘いもの”のほとんどが実際には 白砂糖 であることが危険であると言っているのだ。わたし自身、甘い物好きであるが、今では甘いものを口にしたいときにはフルーツやドライフルーツを食べている。しかし、以前はたしかに白砂糖をふんだんに使った簡単に手に入るスナックや菓子類であった。


 


しかし、なぜ身体によくない白砂糖がこんなにも使用されるのか。


甘いものは脳に快感を与えるからである。そして、この快楽物質は今日では工場で非常に安価く簡単に作れるからである。遺伝子組み換え原料からいくらでも大量に作れるのである。利潤追求の企業がこれを使わない理由があるだろうか。


現代人のほとんどは “砂糖漬け” になっていると思っていい。これは間食として食べる菓子に限らない。食事にも白砂糖がふんだんに使われているではないか。卵焼きにも、かつ丼にも、肉じゃがにも、スキヤキにもとうぜんのようにドバドバ投入されてはいないだろうか。白砂糖は食べる人を適度に喜ばせる常套手段 として料理人には常識になっている重要な “調味料” である。冷静に考えれば、これは“合法的” な “ヤク漬け” である。われわれは化学物質“C12H22O11” によって “合法的に” 薬物依存症 にされていると言って過言ではない。


つい甘いものに手が出てしまう。ついつい甘いものを食べすぎてしまう。甘いものを食べているときがいちばんシアワセ・・・。


あなたのまわりにもいないだろうか。ときどきキャンディーやチョコレートを配って回る女性が。そして、何の疑いもなくそのまま口に入れているひとたちが・・・。

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