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BBCによる“シリア虐殺プロパガンダ” 2012年5月

 2012年5月27日  BBCのシリア虐殺プロパガンダ


(昨年の関連記事: “ホウラ虐殺プロパガンダ” 以前から米英はシリアを陥れようとしていた


BBCという国際的なニュースメディアに限らないが、ニュースの世界ではときに目をおおいたくなるようなプロパガンダが垂れ流されていることがある。今回のBBCの場合は、単なるミスでは済まないような意図がはっきりとのぞいて見える。


 2012年5月27日にBBCがそのネット版で報じたシリアでの市民虐殺事件である。なんと使った写真が9年前の、シリアとは無関係のイラクでの写真である。無関係の写真を使うのもひどいが、記事の内容もアメリカ、NATO寄りの、反アサド政権の露骨なプロパガンダである。


下の写真の右はじで、写真を盗用された写真家が、自分の写真が反シリア政府キャンペーンに利用されたと苦情を述べている。


 


 


 この記事をよその国の話と思うひともいるであろうが、同じシリアの事件について日本でも、シリア政府軍が見境もなく市民を虐殺し始めたようなプロパガンダ記事、洗脳記事が流されている。ほとんどのひとはその報道を事実と思って読んでいるだろう。


シリアはイランの同盟国である。イランの強い味方である。アメリカ、NATO、イスラエルは、最終的にはイランを孤立させるために、シリアという国を何とかして転覆させたがっている。そのため、国際世論におけるシリア政府、アサド政権のイメージダウンを図ってさまざまなプロパガンダ工作をしてきている。イランに対してもそうである。残虐な政権のイメージを国際世論に植え付けておいて、あとでアメリカやNATOが”人道的理由”で軍事介入したときに、批判が起こらないようにである。今回の市民虐殺事件はその一環である。シリア政府軍を非道な残虐な集団として描き出し、国際世論を現政権のアサド大統領非難に誘導する狙いである。市民虐殺は実際に起きたが、問題は加害者と被害者の実体である。事件後のさまざまな証言から、殺害者は実は、政府軍ではなく、反政府勢力側の傭兵であることが明らかになってきている。 虐殺された市民の多くは、アサド大統領支持派の家族たちである。殺害を実行しているのは反政府側の傭兵だが、裏で高性能の武器や訓練や多額の資金を供与しているのはアメリカとイギリスの特殊部隊である。この連中はひとの国に入り込んだ寄生虫で、体の内側から毒素を出し、臓器を食い破ろうとしている。この連中が、シリア政府を悪者に仕立て上げるために、傭兵を使って市民を虐殺させては政府軍のせいにし、それを欧米のメデイアに組織的に報道させてシリアを追い詰めようとしている。このパターンはまだまだ続くであろう。



  



 朝日新聞は特にそうであるが、”政府”というものは”悪”で、”反政府”“反体制”は”善”だというステレオタイプを受け容れているひとびとは実に多い。この観念に支配されているのは日本人にかぎらない。「国連の停戦監視団」というと、ふつうの日本人は、サッカーの審判みたいに中立の立場だと思っているが、実体はアメリカの露払いであり、手先である。言うならば、買収された審判である。アメリカは常に自分の侵略行為をいろいろに正当化し、正義にかなった行為であることを世界に印象付けるためにあらゆる手を使う。「アラブの春」という現象を、アラブ世界もやっと民主化してきてけっこうなことだと思っているひとは、アメリカの情報操作、国際世論操作、洗脳支配の底力を決して知ることはないであろう。


冷静に考えてみてほしい。シリア政府軍がなぜ市民を虐殺しなければならないのか。シリアのアサド政権は国民の大多数の支持を得ている。支持率の数値はさまざまで、55%から89%の開きがあるが、いずれにしても過半数は得ている。少なくとも野田政権やオバマ政権よりはずっと多い。アサド大統領が国民の支持を得ていないから退陣せよと言うならば、オバマ大統領、お前が先に退陣しろ、お前の支持率はすでに過半数を切っているぞ。


アサド大統領支持者の人の波 2011年12月


今回ホウラでの虐殺の犠牲者たちはほとんどアサド政権支持者とその家族たちであることが、現地でのその後の調査で明らかになっている。ドイツの新聞「フランクフルター・アルゲマイネ紙」は反政府勢力(FSA:自由シリア軍)の仕業だと断定している。現在反政府勢力として暴れているのは外国(主に米・英・NATO・イスラエル)からの支援を得ているごく一部の勢力に過ぎない。しかし、この支援の中身はとんでもないものだ。莫大な資金、高性能の兵器、アルカイダ系の百戦錬磨の傭兵、そしてCIA、MI6の工作員、特殊部隊と、彼らによる軍事訓練、をふんだんに投入しているのだ。アメリカ陸軍の大佐が現地で指揮をしているという情報もある。


しかしFSA:自由シリア軍はもう2011年から暴れてアサド政権の転覆を試みているが、市民が味方につかないので成果が上がらない。市民は外国の勢力が掻きまわしていることを知っていて、早く出ていってほしいと思っている。一般市民は、欧米メディアの特派員がやってきて、何の実態もないのに「市民が政府に弾圧されている!」と報道しているのにほとほと呆れている。


反政府勢力はこのままではらちが開かないので、アサド大統領を残虐な支配者に演出して国際世論の圧力でアサド政権をつぶそうとしている。リビアのカダフィ大佐が”理想”である。このためにCIAはメディアの力をフルに利用する作戦を使っている。無防備の市民を、傭兵を使って虐殺させ、すぐにその死体をビデオに撮らせ、それを「政府軍による無辜の市民の虐殺」としてすぐに欧米の主なメディアに流す。日本のメディアも孫引きでそのまま流す。これを背景に国連でアサド政権非難声明が出される。世界の95%以上の人々は騙されている。


この件に関してもっと詳しく解説しているサイトを見つけたので、リンクを貼っておく。ニュースソースもきちんと明示しているかなり信頼性のある解説である。


シリア虐殺の嘘


 

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