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ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 も偽装?


 ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 も偽装?


 


「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 で安心するのは、まだ早い!


 


アサンジュの安否をずっと追ってきた私自身もこのインタビュー動画で、めでたし、めでたしと終わりにしたい気持ちがあった。


しかし、あらためてこの動画を精査してみると、疑問点が次々と出てくる。“往生際が悪いやつだ” と呆れるひともいることだろう。 しかし、このインタビュー動画が “アサンジュ無事” の偽装工作の延長である可能性 が出てきたことを伝えないわけにはいかない。



以下の私の説は非常識、不謹慎のそしりを受けるかもしれない。というのは、このインタビューをしている John Pilger という人物は、イギリスではわりに知られた信望のある古参の良識派ジャーナリストだからである。そして、この偽装インタビュー説はこのPilger 氏の共謀の可能性も視野に入れているからである。


 まずはこの偽装説の根拠を挙げよう。


 


1) そもそもこのインタビューが行われた日付がどこにもないこと自体が極めて不審である。RTのニュース記事にも、インタビュー映像の中にも、言及も表示もないのだ。インタビューの日付が出ていないのは、出せない理由があるからだ と考えるべきであろう。出せないのはそこに何らかの欺瞞があるからだ。隠したいことがあるからだ。


2) この動画中、二人が一緒に同時に映っている場面は皆無である。2台のビデオカメラを固定して流し撮りをした映像を編集したように見える。常にどちらか一方しか映っていない。インタビューの場合、インタビューシーンとして2人が一緒に映っているシーンも入れるのが定石であるが、それがない。質問者 Pilger 氏の発言と、回答者のアサンジュの発言は、ばらばらにしたうえで組み合わせて編集が可能な状態である。つまり、偽装工作が容易な状態である。


3) インタビューの動画撮影でも、必ずと言っていいほど別個に写真撮影もあるものだ。写真撮影でインタビュー場所の雰囲気を伝えることはよくある。しかし、今回のインタビューでは、動画から以外の静止画は一枚も出てこない。非常に不自然である。ボロを出さないために余計なことは一切しないといった印象がある。


4) このインタビューが行われた時期に関わる一番の決め手となる言及は、Pilger 氏の冒頭の質問である。しかし、あらためて確かめてみると、動画の音声と、それを文字に起こしたスクリプトが一致していない。


Pilger 氏は、 "in this last week of the U.S. election campaign" と言っているのだが、スクリプトでは "in these last days of the U.S. election campaign" となっている。当然スクリプトのほうが、より近い次期に言及している印象がある。これは文字起こしにおける単なるミスかもしれないが、また一方で、少しでも近い時期、つまり聴き手にとって “より最近” であるように思わせようとする意図の結果であるかもしれない。


5) 「米国の選挙運動に対する、ここ数日のFBIによる、ヒラリー・クリントンの件に関しての介入にはどんな意味があるのでしょうか?」  という Pilger 氏の質問に対し、アサンジュの発言は、「FBIの歴史を見るならば、FBIは実質的にアメリカの政治警察でした。云々」 と非常に一般論で、Pilger 氏の質問にそのまま噛み合っていない印象がある。


もしかするとアサンジュの回答は、「FBIについてどう思われますか?」 という、そもそもが一般的な質問に対するものだったという可能性もある。そして、そのFBIについての一般的な質問の部分を切り取って、かわりに 「米国の選挙運動に対する、ここ数日のFBIによる、ヒラリー・クリントンの件に関しての介入にはどんな意味があるのでしょうか?」 というインタビューの時期を示唆するような質問をあとから作って、巧妙に差し替えることもできたかもしれないのだ。しかし、この工作をするには当然 Pilger 氏の協力が必要となる。 しかし、この協力が絶対にあり得ないと言いきれるであろうか?


6) ロンドンのエクアドル大使館が10月 17日にアサンジュのネット接続を切断したのは、米国からの圧力があって、アサンジュによる米国選挙への影響を阻止するためであった。しかし、この Pilger 氏によるインタビュー動画は明らかに米国選挙に言及しており、影響を及ぼすことは明白である。


Pilger 氏が本当にエクアドル大使館でインタビューをしたのなら、エクアドル大使館がそれを許可したということになる。仮にその通りだとして、それはPilger 氏の冒頭の質問が示唆するように、アサンジュのネット接続が切断された10月 17日以降のことであろうか?直接ネットを介していなければ、マスメディアであるロシアの国営放送を通じて、米国選挙への干渉はOKなどということがあるだろうか?


 


 


“なりすまし動画ソフト” 使用の可能性?


7) 「ウィキリークス(8)」への読者からのコメントに 「CGで生きている人のように話せる動画が作れるプログラムが完成したという記事を読んだ事がありますが、多分それかもしれませんね。」 というのがあった。さっそく、その可能性もあると思い、調べてみた。 “なりすまし動画ソフト” とでも呼ぼうか。


 


左上の人間の表情が、右のターゲット人物に反映したまま変化する。


どういうものか、ぜひ YouTube 動画 で確かめて頂きたい。


https://www.youtube.com/watch?v=ohmajJTcpNk


Face2Face: Real-time Face Capture and Reenactment of RGB Videos (CVPR 2016 Oral)


これは凄いソフトである。マルチメディアもここまで来ているのか!と、怖気がふるうのはわたしだけであろうか?少なくともこのソフトを使えば、アサンジュ本人がいなくてもアサンジュのインタビュー動画が作れることがわかる。上の 2) で指摘した、2人が同時に映っていない理由の説明にもなるように思える。このソフトでは同時に成りすませるのは一人なのだ。


 


どうやらRTニュースが、この “なりすまし動画ソフト” を使ってインタビュー動画をでっち上げた可能性が出てきたようだ。このソフトは、上の 1)の インタビューの日付を出せない理由の説明にも当然なるだろう。なぜならば、インタビュー動画の撮影にはインタビュアーの他に最低3人くらいの撮影クルーが機材とともに動員されるが、そのクルーがロンドンのエクアドル大使館に車で乗り付けて正面玄関から入って行けば、必ず視覚的記録に残るはずだからである。



ロンドンのエクアドル大使館前はアサンジュの安否が不明になった10月17日以降、常に報道陣が囲んでおり、著名なジャーナリストの Pilger 氏が現れれば、必ず写真やビデオに撮られているはずである。


だからこそ、日付を出せないのである。日付を出せば、その日の画像・映像記録を洗われてしまうからである。もし、このインタビュー動画が、“なりすまし動画ソフト” を使って作ったものであって、実際にはエクアドル大使館で撮影したものではないとしたら、日付を出すことには相当のリスクがあることだろう。その日に、そんなクルーは来ていなかったということはすぐに割れてしまうだろう。


さて、この John Pilger 氏であるが、この人物はなんと アサンジュと同じオーストラリア出身で、アサンジュとは友人である。23歳からイギリスで活動していて、反体制、反権力のジャーナリストとして、高く評価されているようだ。




 


 


 


 


 


 


 


以下のブログ記事でも、「2: 偉大な調査報道ジャーナリスト、ジョン・ピルガー、真実の組織的な抑圧について論じている。」 と書かれている (いちばん下)。



 


さて、これほどまでに反権力のジャーナリストとして名が知れていて、アサンジュの友人でもあるこの人物が、アサンジュのインタビュー動画のでっち上げに関わっているということがありうるだろうか?



この人物を洗って見ると、いわゆる欧米の左翼的ジャーナリストのご多分にもれず、ロシアとのつながりがうかがえる。もちろんロシア批判もしてはいるが、アメリカ、イギリス、EU批判に比べれば、申し訳程度である。


今回の「アサンジュインタビュー by Pilger」 はRTニュースが公開したものである。RTニュースの “RT” が何だかわかっていないで見ている人も多いが、 “RT” とは、 Russia Today  の意味で、ロシアの海外向け国営放送なのである。当然のことながら、ロシアの国益に基づいた報道をしている。当然だろう。早い話が、ロシアのプロパガンダ放送局である。


2016年現在、国際世論はアメリカに対してかなり厳しくなっており、そうした流れでアメリカ叩きのメディアの代表格として RTニュース が人気を博しているという背景があることも押えておく必要があるだろう。


 



さて、こうしたバックグラウンドを踏まえて、あらためて今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 を考えてみたい。かりに RTニュースが “なりすまし動画ソフト” を使って、アサンジュ・インタビューを “でっちあげた” とすると、次の2点が必然的に想定されなければならなくなる。


1) Pilger 氏が、RTニュースに “協力” (共謀) した。


2) この動画がでっち上げであることが、アサンジュ本人などによってくつがえされるリスクがゼロであること、つまりすでに死亡していることを RTニュース が確信している。


 


RTニュースは当然のことながら、ロシアの諜報機関からの情報をいくらでも得られる立場にある。RTニュースは、アサンジュがすでに死亡しているという確実な情報を得ている可能性がある。そうでなければ、生きている人間のでっち上げのインタビュー動画などは安心して作れないだろう。


そして、当然、そのことは Pilger 氏も了解していたと考えられる。


  


今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 の中で、アサンジュは、WikiLeaks がリークしてきているメールなどの情報が、クリントン陣営が非難しているようなロシア経由のものでないことを明らかにしている。そして、米国選挙におけるクリントン陣営にとって致命的なほどの情報を提供している。ここに限れば、まさにロシアの国益に沿った内容である。しかし、このアサンジュの口から出てくる話は、アサンジュでなくても今までWikiLeaks がリークしてきた大量のメールなどの情報をもとに書きあげることは十分に可能であると思われる。


はっきり言って、このインタビュー動画は、あたかもエクアドル大使館のアサンジュのネット接続が切断された日(10/17)以降にアサンジュが生存しているかのような印象を与えるためにPC上で偽装工作されたものであるという見方もできる。


アサンジュが語っている内容じたいは一般論、大局論が主で、今までWikiLeaks がリークしてきた情報のに基づいたものであり、これを伝えるのがこの動画の目的であるかのようだが、実はそれを伝えるのがこの動画の公開の本当の目的ではないと考えられる。語られている内容じたいは何でもいいのだ。そのアサンジュの意見はRTが創作したものを “なりすまし動画ソフト” でアサンジュに語らせているだけのものであろう。


このインタビュー動画は、アサンジュが信頼性のある著名なジャーナリストのインタビューに答えていること、それも、10/17 以降に話しているかのようなイメージをネット上に流すことを目的としてでっちあげられたもの と思われる。アサンジュの安否不明説、死亡説をできるだけ打ち消すのが真の目的に思える。


しかし、これは、ロシアにとってよりも、まるでアメリカのクリントン陣営にとっての目的のように思える。つまり、アメリカ大統領選挙終了までの “時間稼ぎ” として意味がある。投票以前にアサンジュの死亡が発覚すると “殉教者効果”によって、クリントン候補への投票が激減することが予想されるからである。


こうなってくると、まるでクリントン陣営のためにロシアがお膳立てしているかのようにも思えてくる。たとえクリントン陣営を利する面があっても、アサンジュ生存を偽装する必要性がロシアにはあったのかもしれない。正直言って、このあたりは不透明である。


 


今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 を、アサンジュの“生存証明” として受け入れるひとも多い。


しかし、“ロシア”がでっち上げたものである可能性が出てきた。


このインタビューでアサンジュの語っていることが、すべてRTニュースが作った原稿を “なりすまし動画ソフト” によって機械的に語らせているだけ、ということは技術的にありうることである。 おそらくロシアは商品化されているようなソフトよりもすぐれたものをすでに開発しているはずである。



ロシアの国営放送の RTニュース、つまり “ロシア” には、少なくともそうする 能力 動機 あると言える。


  


“アサンジュ無事”についての疑惑材料の一部


● 10月17日: 「アサンジュのネットが意図的に切断された。非常時計画を起動した。」 とWikileaks のTwitter (以下、WT)で伝えられている。この“非常時計画の起動” はいわゆる デッドマン・スイッチ が入ったことと理解できる。つまりアサンジュが危険な状態になったことを意味する。 ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ


 


● 10月17日: エクアドル大使館のアサンジュのネットが切断されたという ツイッターが出たのちに、ロンドン近くの空港から、CIA  の重要犯罪人専用の移送機が飛び立ち、米国ノースキャロライナ州の 空港に着陸したことが確認された。


ノース・キャロライナ州にはCIAの施設がある。


 


● 10月21日: WT: 「アサンジュ氏はまだ生きている。そして、WikiLeaks はまだ情報公開の業務をしている。」 と言っている。「まだ生きている」 というだけで、 “無事” だとは言っていない点に注意。米国のCIAの拷問室で死なずにいるだけのことかもしれない。


 


● 10月23日: WT: WikiLeaks の指導者であり、アサンジュの盟友である ギャビン・マクファーデンの訃報。死因は肺がんとのことであるが、タイミング的に非常に疑わしい。しかも実際の死亡日の翌日になっての訃報。


今年になって、Wikileaks 関係者の3人目の変死


 


● 10月23日: WT: アサンジュについての声明の予告として、「我々の編集者であるアサンジュは無事であり、制限されたかたちではあるが、スタッフと連絡を取りながら 依然として全面的にWikiLeaks の指揮を執っている。」 ・・・・ これもしょせん文字列だけの “生存証明” である。


  


● 10月24日:WT: 4ヶ月前のマイケル・ムーアのアサンジュ訪問の動画を、10月24日に撮影された、アサンジュの“生存証明”として紹介する。明らかな “まやかし” である。この1つのウソだけでも、“アサンジュの無事” は限りなく疑わしくなってくる。



 


● 10月26日: さらに、ダメ押しのようにして YouTube にアップロードされたのが、この 限りなくあやしい 「アサンジュ生存証明の動画」 である。これについては、右を参照のこと。 ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?


日付は26日ではなく、18日である可能性が浮上。


 


● 10月28日: WT: クリントン陣営がWikiLeaks の公開情報にイチャモンをつけていることに対して「お話しにならない」 という内容だが、問題は以下の写真である。これは実際は9か月前のものである。


2016年2月5日の写真であることが判明。


 


 ● 11月7日: 2016年10月16日以来 3週間にわたって、生身の姿を見せていないアサンジュ


 出てくるのは、文字列、写真、動画、音声といった 実体のないものばかり であり、 偽装工作の疑い は深まるばかりである。


偽装工作ということは、言うまでもなく、アサンジュがもはや無事ではなく、死亡している公算が大きいことを意味する。


あらかじめ言っておこう。かりにアサンジュがその生身の姿でバルコニーに現れたら、今度は “替え玉” である可能性を疑う必要が出てくるだろう。現在準備中であることもゆうに考えられる。


  


Pilger 氏の動機 


“アサンジュ無事”についての疑惑材料の一部をざっと見てきた。とはいえ、Pilger 氏の動機に納得がいかないひともいるかもしれない。しかし、反体制派の急先鋒のジャーナリスト、Pilger 氏がロシアの諜報機関に対していやとは言えない何らかの弱みを握られていることはゆうに考えられる。半世紀以上も “反権力のジャーナリスト” をやっていれば、どんな人間だって弱みの一つや二つはあるはずだと考えるのは、甘すぎるであろうか。“弱み” とまでは言わないにしても、“借り” くらいがあっても不思議はないであろう。


さらに言えば、筋金入りの反権力のジャーナリストであるならば、潰すべき権力を攻撃するためには、手段は選ばないことも大いに考えられる。



 



 


ウィキリークス(1) アサンジュ、暗殺か? 


ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ


ウィキリークス(3) アサンジュ、生存証明は? 


ウィキリークス(4) アサンジュ、米国に移送?


ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?


ウィキリークス(6) アサンジュの猫はどうしてる? 


ウィキリークス(7) アサンジュ安否隠蔽工作?


ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!? 


ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装?


ウィキリークス(10) 「アサンジュ、すでに逮捕?」 YouTube


ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube


ウィキリークス(12) 偽装の証拠?「11/5 アサンジュ・インタビュー」


 



 

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コメント

Unknown

アサンジは、この大統領選をひっくり返すほどの何かをつかんでいたと思います。暴露を何が何でも阻止したいクリントン陣営と裏取引をした。パメラがその使者だったのでは。アサンジを孤立させ、泳がせておくのは、彼らにとっても最善の策ではないかと。

その公算は非常に大きいと思います。クリントンやオバマといった表舞台のパペットではなく、その裏で糸を引いている人物、組織まで潰しかねない情報をつかんでいたのかもしれません。真実ほど危険なものはありません。

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