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ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!?


ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!?



 


ロシア系ニュースで、“CNN” よりはずっとまともだと言われることもある “RTニュース” が、アサンジュへのインタビューを動画で報じた。


ロンドンのエクアドル大使館で25分間話をしたというのだ。アサンジュの安否が気遣われているさなかに、まさに青天の霹靂である。



https://www.rt.com/news/365299-assange-pilger-saudi-clinton/



 


ニュース動画の中では在英エクアドル大使館の室内のインタビュー場面だけではなく、、アサンジュが大使館のバルコニーに出ている場面もある。



わたしは目を疑った。アサンジュの替え玉を使っているのではないかと疑い、さっそく写真を比較・精査したが、疑いを裏付けるだけの不審点は見つからない。


 


しかし、インタビューの内容を聴いていると、どうもおかしい。


アメリカで Weinergate が発覚してもうかれこれ1週間になると言うのに、インタビューでは一切言及がない。



サンジュが繰り返し言っているのは、「トランプはどうやったって大統領にさせてもらえない。産業界もマスコミもみなクリントンの後ろ盾になっていて、トランプは四面楚歌だ。」 という話であり、今では米国政治通の間では常識になっていることだ。


ちょっと、話が古いんじゃないか、と思い、インタビューがいつなされたのかのその日付をさがしたが、このネット記事のどこにも出てないのだ。いつのインタビューなのか示していないのである。日付が不明なわけがない!出てないのは明らかに意図的である。隠しているのである。


こう推論できるだろう。このインタビューは昨日今日のものではなく、かなり以前のものを使っている可能性がある。それをこうやって、さも最新のアップデートのアサンジュの姿であるかのようにしてニュースに仕立てているのではないか。


このインタビューが昨日今日のことであるかのように視聴者に誤信させようとする意図がここにはある。


アサンジュが無事であるかのように思わせようとする計算がここにはある。


 


アサンジュがバルコニーに出ている映像を調べてみると、なんと9か月前の 今年の2月の映像ではないか!どうやらインタビューもその頃のもののようである。アサンジュの話も9か月前なら古くなく、符合するように思えるからだ。


インタビュー時の髪の長さを以下の写真の撮影時と比べると、ほぼ同じくらいである。


 


          ↑   RTニュースで使われていた動画からのフレーム    ↑


 


 ↑ 今年の2月に報じられていたニュース画像。同じカメラマンがいる同じ状況である。


 


さらに最近のWikiLeaks ツイッターにあたってみると、以下のようにある。


 


 「“アサンジュのインタビュー” はRTニュースによるものではない。このインタビューはイギリスのダートマウスフィルム社によるもので、同社がRTニュースを含むイギリス国外の複数の放送局に売ったものである。」 と言っている。


つまり、RTニュースはあまり知られていなかったこのインタビュー動画を買って、スクープまがいのニュース記事 に仕立て上げて、垂れ流していると考えられる。


 


 RTニュースは、かりに突っ込まれても 「このインタビューが昨日今日のものだとはどこにも言っていませんよ」 と言い訳できるようにしているつもりなのだ。しかし、開示すべき情報を持っていながら黙って隠しているのは、“欺いている” ということではないか。多くの人が誤信することを知りながら(期待しながら?)、開示すべき情報を隠蔽するのは報道倫理にもとる。視聴者に対する “背信行為” である。誤信させようという悪意があったと判断されても仕方がないであろう。


 


さて、けっきょく、RTニュースは、政治的な意図からか、単に視聴率稼ぎのためかは別として、結果的には、“アサンジュ無事”の偽装工作に加担していた ことが、少なくとも“このブログ記事の読者には” 明らかになったようだ。しかし、このRTニュースを目にするふつうの視聴者の99パーセント以上は騙されているであろう。


 アサンジュは今でもロンドンのエクアドル大使館に寝起きしているんだろうと思っている人のほうが世の中は圧倒的に多いのである。ほとんどの人々にとって、アサンジュの安否などはしょせん “他人ごと” なのである。


 


無事である確証が無いまま、すでに今日(11/5)で20日が経っている。


こうして 偽装工作 が重ねられれば、重ねられるほど“アサンジュ無事” ”アサンジュ生存” の公算 がそれだけますます小さくなってきているように思える。アサンジュが無事でいるという確証がいつまでも出てこない以上、おいそれと楽観的な見方をすることはできない。 



  


2016.11.06 追記: アサンジュは無事?


4日のインタビューのフルバージョンが5日に公開された。4日のプレビュー版にはなかったインタビューの冒頭部分で、インタビュアーのピルガー氏がこう切り出している。


「米国の選挙運動に対する、ここ数日のFBIによる、ヒラリー・クリントンの件に関しての介入にはどんな意味があるのでしょうか?」  これは、コメント欄のKN氏の指摘のように、先月10月末のFBIの“豹変”ぶりについての言及であると考えるべきであろう。


そして、アサンジュがそれに答えて、「FBIの歴史を見るならば、FBIは実質的にアメリカの政治警察でした。云々」 と延々と解説している。


このやりとりには特に不自然なところはなく、実際のインタビューの映像記録と思われる。怪しい工作の痕跡は一見したところ見当たらない


このフルバージョンのインタビューがいつ行われたかの日付は4日のプレビュー版と同様、どこにも示されていないのが不審点と言えば不審点である。なぜ日付を示さないのか?しかし、4日のプレビュー版にはなく、5日になって出てきたピルガー氏の冒頭の質問からすると、28日以降ではないかと推測される。つまりかなり最近のインタビューである。


とすると、アサンジュはつい1週間ほど前にピルガー氏の目の前に元気でいたということになるのであろうか?このインタビューが本物と思われるのであれば、そういう結論になるのだが、俄かには信じがたい。


しかし、とにかくは、アサンジュが現在無事らしいことを今は喜びたいと思う。最悪の事態の可能性をずっと排除できずに、わたしにとってもこの3週間は精神的に相当ストレスがあった。このフルバージョンのインタビューでやっと救われたような気がしている。とは言え、正直言って、一抹の疑念が残る。


最悪のことと、最善のことの両方を考えながら来たつもりだが、わたしの目には最善のことに比べて最悪のことにつながるような材料があまりにも多くあり、今でも腑に落ちない点はある。


たとえば、なぜアサンジュは3週間近くも姿を見せようとしなかったのか?自分が無事である確証を示すことは容易であったはずなのに、2週間以上も “安否不明” の状態のままにしていたのはなぜだったのか?17日にアサンジュのネットが意図的に切断されたあとの「非常時計画を起動した」 というWikiLeaks のツイッターの、この“非常時計画の起動” はいわゆる デッドマン・スイッチ が入ったことではなかったのか? アサンジュのネット接続が切断されたあとにCIAの重要犯罪人専用の移送機がロンドンから大西洋を越えてノースキャロライナ州に飛んだのは何だったのか?アサンジュは死亡した盟友の弔文にあのようなことを書く人間だったのか?なぜマイケル・ムーアの古い動画を最新の“生存証明” のように WikiLeaks はそのツイッターで紹介したのか?なぜ飼っている猫のツイッター Embassy Cat は10/15 から今日に至るまで全然更新されていないのか、等々の疑問点は残ったままである。


何といってもいちばんの不審点は、“インタビューの日付”が示されていないことである。ここには何か開示できない理由があるとしか思えない。この点は非常に重要な点である。


こうなってくると、実際わたしは、実はアサンジュはいったんアメリカに移送され、FBI幹部と会ったのちに再び移送機でロンドンに送り返されてきて、何ごともなかったかのようにエクアドル大使館に戻ったという可能性も考慮せざるを得ない気がしている。たとえ無事ではあっても、全体像はわれわれが思っているのとは違う気がしてならない。


 


最悪の事態ではなかったらしいことが明らかになったとはいえ、今後も彼の身の安全が保証されているわけではない。しかし、クリントンが投獄されれば、アサンジュが逆に自由の身になる可能性が出てくると思われる。今度は早くその日が来ることを望むばかりである。


アメリカ大統領選挙の終幕とともに、アサンジュ解放の運動が高まることを大いに期待したい。


 2016.11.07 追記: ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は、やっぱり偽装


 


ウィキリークス(1) アサンジュ、暗殺か? 


ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ


ウィキリークス(3) アサンジュ、生存証明は? 


ウィキリークス(4) アサンジュ、米国に移送?


ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?


ウィキリークス(6) アサンジュの猫はどうしてる? 


ウィキリークス(7) アサンジュ安否隠蔽工作?


ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!? 


ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装?


ウィキリークス(10) 「アサンジュ、すでに逮捕?」 YouTube


ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube


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コメント

事実を受け入れるしかない!

見事なご推察でございます。RTへの信頼が薄れ、アサンジの安否への不安が深まり、私個人としては、うれしくない結果ではございますが、事実は事実として受け入れるしかございません。

RTニュースの罪

わたしはどんなニュースメディアでも疑わしい場合は確かめる主義である。
たしかにニュースメディアもさまざまでその信頼性の度合いもも大きな開きがある。すべてが同じくらいに信用できないわけではなく、中には比較的信頼できるものもある。RTニュースは明らかに反クリントンの立場を取っている数少ない大手メディアであり、トランプ支持者にもファンは多い。クリントンに対する批判、攻撃では突出しており、健闘しているほうだ。
しかし、それでもこのありさまである。これを単なる視聴率稼ぎのためだろうと見るひともいるであろうが、わたしはもっと厳しく見ている。

そもそもニュースメディアは利潤追求のために動いているのではない。どんなニュースメディアもその目的は “染脳” であり、“大衆操作” である。忘れてはいけない。RTニュースはロシアの国益のために活動しているのである。

アサンジ健在の証言

『マスコミに載らない海外記事』の中のJohn Pilger氏のブログ(2016.10.27日付つき)より 「これこそが、ジュリアン・アサンジを黙らせ、脅すことが極めて重要な理由だ。ウイキリークスの編集者として、アサンジは真実を知っているのだ。懸念しておられる方々に申しあげておく。彼は健在で、ウイキリークスは、フル回転している。」

↑ アサンジ健在の証言 ?

John Pilger 氏が実際にアサンジュにインタビューしたのは2016年の 10月でも 11月でもなく、それよりもさらに数カ月遡ると考えられることはすでにこの記事の中で触れた。
つまり、Pilger 氏がここ3週間のアサンジュの身辺状況をどれだけ掴んでいるのか、はなはだ疑問である。
Pilger 氏が楽観的なことを述べている 2016.10.27日 は、限りなくあやしい 「アサンジュ生存証明の動画」 がアップロードされた翌日である(この動画については、“ウィキリークス(7) アサンジュ無事の偽装工作?” をご参照いただきたい)。
これを元にPilger 氏が楽観論を述べているのでなければ幸いである。そもそも、Pilger 氏は自分の楽観論を裏付ける根拠や証拠を何も挙げていない点にもご注意いただきたい。何の証拠も挙げなくても、言っている人間が著名人であるというだけで信じるひとも多いだろう。
わたしは、現在アサンジュが無事である確証がなく、偽装工作が続くので、楽観論は採れないというだけである。

John Pilger氏によるAssange氏へのインタビューについて

 ロシアRTで、John Pilger氏によるAssange氏へのインタビューの映像(と同時に文字起こし)の完全版が公開されました。その初めに、Pilger氏がAssange氏に対して、「ヒラリー・クリントンに対する事件で、アメリカの選挙運動のここ最近の数日間のFBIの介入の意味は何でしょうか?」(拙訳)と口火を切っています。「ここ最近の数日間のFBIの介入」とありますが、これは、FBI長官のコミ氏がクリントンのメール問題を再捜査すると宣言した10月28日以降のことを指していると考えられます。そうすると、インタビューがいつ行われたかを特定することはできませんが、このインタビューは10月29日以降に行われたと推測することができます。

Unknown

私もRTの記事には驚きましたが、ちょっと違う見方をしています。
Dartmouth Filmsという制作会社は知りませんが、数ヶ月前の同社のインタビューをRTが購入し、放送あるいは再放送する時期が来るまで戦略的に寝かせておいた。あまりにもヒラリー陣営が根拠なくロシアによるハッキングだと言い続けるので、アサンジュ氏がはっきりとそれを否定するシーンを流す必要が生じたから今回出して来たのだと思いました。

また話が古いのは確かですが、古くもあり新しくもあるのでは。トランプ逆転の報道が増えてからあちこちのブログで「やった!トランプが世界を変えてくれる」的な楽観論を多く見るようになりました。いわんや本国をやという訳で、当時の氏の「トランプは大統領になることを許されない」の発言をまさにタイムリーにぶつけてきたなー!と私は思ったのですが。

RTとピルガー氏があからさまにアサンジュ氏の健在を示唆しているのは、正しい情報を掴んでいるから出来ることなのではないでしょうか。
こんなに大っぴらに読者を誘導してRTの信頼を失墜させてロシアに何の得があるでしょうか。
ただ、アサンジュ氏の命はまだある!と思いたいですが、彼の口を封じ、全ての罪を替え玉ヒラリーに押し付ける最悪の展開にならないよう祈るばかりです。

CG

「サイババが帰って来るよ」のポニョです。
何ヶ月か前にCGで生きている人のように話せる動画が作れるプログラムが完成したという記事を読んだ事がありますが、多分それかもしれませんね。

↑ CG

ご指摘の可能性もあると思います。アサンジュのインタビューに関しては、アサンジュがインタビュアーと同じフレームに一緒に映っている場面がないのがちょっと不満ですね。安否不明で世間を騒がせたいじょう、やはりバルコニーで手を振る必要があるように思います。

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